LIFE NEWS

花山の関心ごと。保険・お金・日々のくらしに役立つ情報

未分類

陶器と磁器の違いは?素人でもわかる方法はこれ!

スポンサードリンク

知り合いのアメリカ人に、日本の焼物について質問されました。いろいろと説明してはみましたがほとんど、知識も無くうまく説明できません。陶器と磁器の違いなんて、どういえば伝わるのでしょうか?

あまりにも、日本の文化に疎くて、「これでは行かんぞ」と思い調べていました。

焼物≒陶磁器=陶器+磁器

 陶器=pottery

 磁器=porcelain

陶器、磁器にはどんな種類があるのか?


地域、地域で非常にたくさんの種類が有りますが、代表的なものを挙げてみました。

陶器 
備前焼 萩焼 信楽焼 益子焼


備前
sigaaki

磁器 
有田焼 美濃焼 伊万里焼 久谷焼


arita久谷
 

ちなみに、海外では

陶器 「デルフト」 
磁器 「マイセン」
 が有名です

また、こういったものも有名ですね。
ボーンチャイナ 「ウェッジウッド」

乳白色の焼物ですが、これは陶器でも磁器でもなく(磁器に分類する場合もある)「牛の骨を焼きこんだ」もので1800年ごろにミントンが発明したものです。

 

スポンサードリンク

素人でも出来る見分け方


見た目だけだと、わかりにくいことも有りますね。自宅で出来る簡単な見分け方をピックアップしてみました。

1.箸で叩いてみる。


  磁器の方が、たたくと高い音がします。磁器は金属的なキンキンと言う感じの音がするのに比べ、陶器は鈍い音します。

2.お茶を入れてみる。


  磁器の方が、薄手のことが多く熱くなります。また、磁器はまったく吸水性がありませんが陶器はやや水分を吸います。

3.光を当ててみる。


  光にかざして見ると磁器はやや、透けて見えるような感じですが、 陶器は透けません。

4.ひっくり返してみる。


  高台(裏側の丸い輪の部分)を比べて、陶器は茶色くてざらついています。磁器は白色で滑らかな感じです。

例外もありますが、この4つで簡単に見分けることが出来ますよ。

ここまで、大まかに比べてみました。もう少し細かく見ていきましょう

原料の違い


原料の違いから、一般的に陶器は土物、磁器は石物と言われます。

陶器
地面を掘って取れる粘土(粘土層)を原料にします。この土を練ってかたちを作ります。
磁器
陶石と言われる石を砕いて砂にし、粘りを与えるために粘土を混ぜて原料にします。
(陶石とは、火山活動で出来た流紋岩が、温泉によって中に含まれていた鉄分などの不純物を流されたもの。元々、灰色の流紋岩を温泉が白色に変えたものなのです。

どちらも見た目は粘土ですが含まれる成分の割合が違います。
粘土=粘土質+長石(ちょうせき)+珪石(けいせき)

陶器に使う粘土は粘土質50%+長石20%+珪石30%
磁器に使う粘土は粘土質30%+長石30%+珪石40%

長石や珪石はガラスの材料で高温で溶けて、粘土のスキマを埋めることで硬い陶器や磁器が出来ます。

焼き方の違い

焼く時の温度は、陶器より磁器のほうが100度くらい高温で焼くのが一般的です。

焼き方は、酸化焼成と還元焼成の二種類があります。

酸化焼成・・・空気を多く青い炎で焼く
還元焼成・・・空気を少なくし赤い炎で焼く

陶器 
焼成温度 800度~1250度
焼成方法 酸化焼成と還元焼成の両方を使う
磁器
焼成温度 1200~1400度
焼成方法 還元焼成
    (酸化焼成すると黄色っぽくなる。
     一般的に白い生地を見せたい場合普通は還元焼成)

粘土の成分は粘土=粘土質+長石(ちょうせき)+珪石(けいせき)です。

1200度で焼いた場合、珪石は融けませんが1200度になると長石の働きで珪石が融け、そして長石と結びついてガラス化します。

このため、磁器はより硬質になります。たたいた時に硬い音が出るのはこのためで。薄く作れるので光にかざすと透けてみえます。

陶器と磁器の違いのポイントは焼成温度によって珪石が融けるかどうかと言う点も大きなポイントとなります。

性質の違い


色々な性質の違いが有りました。もう一度簡単にまとめておきますね。

陶器
光が透けない、たたくと鈍い音、厚手、吸水性がある

磁器
光がすける、たたくと高い音、薄手、吸水性無し

さて、ここで性質上、気をつけた方がいいことがあるので紹介します。
電子レンジで使う場合です。

陶器
陶器は吸水性があります。電子レンジは水分を振動させて高温にするので、器だけが熱くなって食材が温まらない場合や割れる事が有ります。なので、一般的に陶器は電子レンジで使わないほうが良いといわれています。

磁器
磁器は吸水性がないため電子レンジで使用する事ができます。ただし、金や白金などの装飾がある場合、スパークしてしまうため使用できません。

 

最後に


かなり、陶器と磁器には詳しくなりました。
英語表記にしても、やはり陶器と磁器は区別されているんですね。

海外の知人に聞かれても説明できそうです。

それにしても、土の性質に合わせて焼成する温度を変えたり空気の量を変えているのは驚きですね。

スポンサードリンク
LINEで送る

-未分類
-

Copyright© LIFE NEWS , 2019 All Rights Reserved.