子供が大学に進学して、早速アルバイトを始めました。
探し始めた時に「パートはできんよな」と聞かれて、その時は生返事をしてしまいましたが「どう違うんだろう??」と、気になっていたので調べてみました。
と言うことで、今回は「アルバイトとパートタイマーの違い」についてのお話です。
はじまり、はじまり~。
さて、最初から結論を言ってしまいますが、アルバイトとパートタイマーの違いはありません!!
ちょっと、これだけでは申し訳ないので、お役に立つ情報が無いかも調べてみました。
・法律上はどうなっているのか?
・企業から見た場合の違い
・働く側から見た場合の違い
・気をつけること
法律上はどうなっているのか?
法律上は特に区別されていません。
パートタイム労働法(短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律)というものが有って、定義としては、「一週間の所定労働時間が、同じ事業所の通常の労働者(社員)よりも短いもの、又はその事業所の一般労働者と1日の所定労働時間が同じでも1週の所定労働日数が少ない者」と定められているだけです。
すごい曖昧ですね。
法律上は、契約社員、臨時社員、準社員、嘱託なども同じ扱いのようですね。
企業側から見た場合の違い
雇う側からは、やはり目的に合った人を雇いたいので「パートタイマー」と「アルバイト」は分けて使っている事が多いです。
アルバイト
学生や副業のひと。比較的短期間、土日だけとか夜間だけとか、1日だけとかもアルバイトとして求人されます。
パートタイマー
主婦の人、比較的長時間で長期間、主に平日
実際は長時間働くアルバイトの人もいれば、正社員と同じ仕事をするパートタイマーの人もいるので、それぞれの企業での目的や習慣によって、呼び方が変わってきます。
働く側から見た場合の違い
働く側から考えるとやはり、どんな権利があるのかなと言うことが気になると思います。
社会保険(健康保険・厚生年金)
1週間の労働時間が正社員のおよそ3/4以上で、1ヶ月の労働時間が正社員のおよそ3/4の場合入ることができます
雇用保険
1週間の間に20時間以上働いていて、1ヶ月以上働く見込みがある場合は、雇用保険に入ることができます。
有給休暇
労働基準法でアルバイトやパートタイマーにも権利として認められています。
働き方によって、使える有給休暇の日数が変わってくるので正しくはお勤め先に聞いてもらうのが一番です。
例えば、週の労働日数が4日の方の場合、半年働くと7日有給の権利ができます。
気をつけること
たくさん働いて、収入が増えると税金や扶養の関係が出てきます。
学生の場合
収入 103万円~130万円
扶養からはずれます。お父さんの税金も増えます。
収入 130万円~
更に、ご自分自身に所得税が掛かります。(130万円までは勤労学生控除があるので)
主婦の場合
収入 103万円~130万円
所得税が掛かります。ご主人も配偶者控除が使えなくなり税金が高くなります。
収入 130万円~
更に、扶養から外れて健康保険料や国民年金保険料が掛かるようになります。
以上がアルバイトとパートタイマーの違いでした。