もう~い~くつねると~お正月~♪
年始がすぐそこまで迫ってきましたね。
今年はどんな年だったでしょうか?華やかな年賀状のチラシを見て用意する段取りを考えた人もいたのではないでしょうか?
しかし、残念ながら今年は身内や友達に不幸があった方もいらっしゃったかもしれません。
年賀状も今年は出せませんが、自分たちの年越しの過ごし方もちょっと気を使いますよね。
喪中期間って年末年始はどう過ごすの?友達に不幸があった時どう過ごせばいいの?
そんな疑問を解決したいと思います。
喪中ってどういう事?いつから有るの?
喪中の起源はさだかではないようです。
ただ、古代の律令に「喪」とか「忌」という言葉がありそれに相当する風俗はあったようです。
喪中と言うのは家族(身内)がなくなり、残された者が「喪(うしなった)」者を悼む期間の事を言います。
年末年始にしてはいけない事は何?
一般的に諸々とありますが、まず祝い事の開催と参加はよくないとされています。
喪中期間は結婚式をしない事が多いようです。
身内の誰が亡くなったかによって、この期間が変わりますが、その間はそういった祝い事をしないようにしているようです。
なので、その期間が過ぎれば結婚式は開いても差し支え有りません。
年末年始としては、以下の様なものが有ります。
・初詣にいかない
・年賀状を出さない(喪中はがきを12月中につくようにだす)
・正月飾りを飾らない
・おせち料理をしない
宗派によって違いは有るの?
浄土真宗とキリスト教は喪中と言うものはないとされています。
それは「死即往生」という考え方からきているようです。
日本では「死」はけがれたものと考えられており、他の家に移さないということで神社やお寺に参らない、家からでないなどが行われていたようです。
喪中の知人に対して、気をつけることは?
常識の範囲で考えればよいと思います。
わざわざ悲しみを蒸し返すような行為は慎んで普通に接すればよいのではないでしょうか?
喪中はがきがきたら寒中見舞いとして一筆書いたものを出せばよいと思います。
喪中と忌中ってどう違う?
そもそも、喪中と言うものはないのだそうです!!!
上記もしましたが、浄土真宗もキリスト教も「死即往生」という考え方なのです。
今日は生き残ったものが死者を偲ぶ期間を喪中と呼んでいるのです。
忌中は故人の死を悼み、死によるけがれを祝いの場に持ち込まないように残された者が気を使う期間のようです。
目安としては親・配偶者50日、兄弟・子ども・祖父母・伯父伯母20日、いとこ・姪・甥3日とされているようです。
さいごに

あたりまえのように身内がなくなったら「喪中」とおもっていましたが、そもそもそういう考えはないということに驚きました。
ないのに、普通に行われていると言う事は生きているものが故人に何かしたいという気持ちに他なりません。
又、「穢れを移さないように」と他人に配慮すると言うのも奥ゆかしいなと思いました。