ファイナンシャルプランナーの花山です。
テレビで保険のコマーシャルってよく見かけますよね。
「一生涯の・・・」「だれでも入れる・・・。」「たった◯◯円」
半分以上は医療保険(がん保険含む)のコマーシャルのように思います。
それくらい、保険会社も力を入れているようですね。
実際にどれくらいの人が、医療保険に加入しているかと言うと
生命保険文化センターが「疾病入院給付金の支払われる生命保険の加入率」を調査した所、平成25年で約75%の人が加入しています。
すごい、割合ですね!
こんなに、沢山の人が医療保険に加入しているのに、「どうやって選べば良いか、わからない」と言うことばをいつも聞きます。
たくさんのパンフレットを取り寄せたり、ネットで検索して調べたりしても「結局良くわからなかった」とか、「かえって分からなくなったので相談に来た」とよく言われます。
本当は、シンプルでわかりやすいはずの医療保険。
それを、わかりにくくしている「特約」を今回は比べてみましょう!!
まず、医療保険の「かたち」を簡単に説明します
医療保険で、何も特約がついていない部分が「主契約」です。・入院給付金・・・例えば、入院すると1日1万円もらえる。
・手術給付金・・・手術をすると1回20万円もらえる。
さて、いきなり変な話をしますが、医療保険をうどんに例えてみましょう!
そうすると、なにも特約がついていない医療保険は「素うどん」と言うことになります。
主契約=素うどん
特約=トッピング(天カス、ねぎ、天ぷら・・・)
特約にはどんな種類があるのか??
では、特約をピックアップしてみますね・通院特約
・ガン診断給付金特約
・ガン入院特約
・ガン通院特約
・抗がん剤特約
・三大疾病保証特約
・女性疾病入院特約
・長期入院特約
・女性疾病入院特約
・生活習慣病入院特約
・保険料払込免除特約
・健康祝い金特約
・セカンドオピニオンサービス
代表的な特約はこういったものが有ります。
保険会社によっては、特殊なものもあるので、全てをあげるのは難しいですが、代表的な物を抑えておけばまず大丈夫です。
これだけ、たくさんのオプションの中から、自分にピッタリと合った物を選ぶのは難しいですね。
更に、同じような名前の特約でも保険会社によって、条件が違ったり、追加料金が違うのでそこまで考えて必要な物を選んでいくのは考えただけでも気が重くなります。
特約をグループ分けしてみると
通常MAX60日か120日までが上限です。その日数を延長したり無制限にするものです。
・長期入院特約
・7大疾病入院延長給付金特約
例えば、一日1万円の給付がある場合、対象の病気で入院したら1万5千円給付される等
・女性疾病入院特約
・ガン入院特約
・成人病(生活習慣病)入院特約
特定の病気の時に100万円の一時金を受け取る等
・ガン診断給付金
・三大(特定)疾病保障特約
・先進医療特約
短期入院が多くなっているため退院後に続く治療に備えるため
・退院後療養特約
・通院特約
通常、がん保険に加入して受ける給付を医療保険にまとめたもの
・ガン診断給付金特約
・ガン入院特約
・ガン通院特約
・抗がん剤特約
保険料の支払いが免除になったり、増えて戻ってくるもの
・保険料払込免除特約
・健康祝い金特約
最後に
簡単と言われている医療保険でさえ、こんなにたくさんの特約があって選ぶのに困ってしまいます。
今回の、一記事だけでは、とても書き尽くせません。おおまかにまとめるだけで精一杯でした。
色々な裏技や、落とし穴もあるのでお伝えしたいことはもっともっと有ります。
記事を改めて、それぞれの特約についてもう少し深堀りしてみたいと思います。
お楽しみに!